「数ヶ月〜1年以上、海外に住む予定だけど、スマホは日本のままで大丈夫?ahamoって本当に使えるの?」
ahamoは海外でもそのまま使える便利なプランですが、『15日以上の連続利用で通信制限がかかる』というルールがあり、長期滞在を予定している人にとっては不安材料になることも。
「海外生活中も日本の番号をキープしたい」「現地SIMは手続きが不安」「スマホ1台で全部済ませたい」…そんな悩みを抱える方は少なくありません。
そんな疑問を持つ留学生・ワーキングホリデー渡航者に向けて、ドコモのオンライン専用プラン「ahamo」を中心に、長期滞在におけるスマホの使い方を徹底ガイドします。
結論から言うと、「ahamoは万能ではないが、うまく使えば非常に便利」。そして「楽天モバイルも選択肢の一つとして活用できる」ことを合わせてご紹介します。

えっ!?15日以上海外にいると、ahamoって速度制限されちゃうの?😲
ahamoの『15日ルール』とは?通信制限の中身を正しく理解
ahamoは海外ローミングに対応していますが、重要なのがこの『15日ルール』です。
- 海外での利用が連続15日を超えると、データ通信が最大128kbpsに制限されます。
- 音声通話とSMSはそのまま利用可能。
- 制限を解除するには「一度日本国内でahamo回線を使用する」ことが必要です。
このルールは、海外旅行などの一時的な利用を想定したものであり、海外に数ヶ月以上滞在するようなケースでは不便に感じる方も多いでしょう。
128kbpsってどれくらい?
- LINEのメッセージ送受信:ギリギリ可能だが、画像や動画はほぼ送れない
- Googleマップや検索:読み込みが遅く、実用性は低い
- SNSや動画視聴:読み込みに時間がかかり、ストレスが溜まる
- オンライン会議やビデオ通話:ほぼ不可能
つまり、実質的にはネットが「ほぼ使えない」レベルの制限といえます。日常的にインターネットを活用する海外生活では、致命的な制約になりかねません。

128kbpsって…ほぼネット使えないってことじゃん💦 マップも動画もアウトだね〜
留学・ワーホリでのahamo活用術:通信制限を回避するには?
ahamoをメインで使いたい場合、通信制限を回避するためにいくつかの工夫が必要です。以下では、具体的な対策をご紹介します。
対策①:一時帰国を挟む
- 15日以上の連続海外利用を避けることで制限を回避可能です。
- 例えば、数ヶ月に一度の一時帰国や、帰国ついでの観光を兼ねるなどでリセットができます。
- 一時帰国が難しい人には現実的ではありませんが、短期滞在での往復がある人にとっては有効な手段です。

日本にちょっと帰ればリセットされるけど、それがムズカしいんだよね〜✈️💭
対策②:サブ回線を併用する
- 日本の番号やSMS認証はahamoで維持し、通信は現地SIMやeSIMで行う運用方法です。
- eSIMサービス(Airalo、Ubigiなど)は即時発行・低価格で利用でき、国ごとのプランも豊富です。
- LINEやSNS、検索やマップなどの通信をeSIMでまかない、ahamoは最低限の運用に留めるのが現実的です。
対策③:デュアルSIM端末で分散運用
- iPhoneを含む多くのスマホがデュアルSIM対応のため、1台でahamoとeSIMを使い分け可能です。
- 音声通話とSMSはahamo、データ通信はeSIMで高速利用といった効率的な運用ができます。
- 設定も簡単で、物理SIMを抜き差しせずに切り替えられるため、日常利用に便利です。
サブ回線の候補として使える楽天モバイル
ahamoだけでは不安、あるいは補助的な通信が欲しいという方には、楽天モバイルの併用が一つの解決策になります。
- 楽天モバイルは海外66の国・地域で利用可能。
- 毎月2GBまで高速通信が可能で、それを超えると速度は最大128kbpsに制限されます。
- 楽天Linkアプリを使えば、日本の電話番号での通話やSMSが無料で利用可能です。
- 一時帰国の必要がなく、長期滞在中も継続して利用できるのが強みです。
ただし、2GBという通信量は控えめなので、動画視聴や地図アプリのヘビーユーザーには物足りない可能性もあります。楽天モバイルはサブ回線としての利用に特化させるとバランスが取れます。

楽天モバイルなら月2GBだけど、ずーっと海外でも使えるのが強い!📱🌍
ahamo+他プランでのおすすめ運用スタイル
滞在スタイルに応じて、ahamoと他サービスの組み合わせを最適化することが大切です。
ahamo+現地SIMとahamo+楽天モバイルの二つの組み合わせを紹介します。
パターンA:ahamo + 現地SIM
- 日本の番号を維持しながら、現地での通信を安定して確保できます。
- LINEやSNSの認証、金融系サービスとの連携など、日本の番号が必要な場面にも対応。
- データ通信を現地回線に任せることで、ahamoの制限を気にせず利用できます。
パターンB:ahamo + 楽天モバイル(eSIM)
- ahamoの15日制限を避けつつ、楽天モバイルの2GB通信を補助的に使う方法です。
- 海外でも日本の番号を維持し、通話やSMS認証が行えます。
- デュアルSIM対応スマホが前提になりますが、コストと利便性のバランスに優れた選択肢です。
タイプ別:どんな人にどの組み合わせがおすすめ?
海外に行く時に自分に合ったタイプを選択して海外を安心して通信を利用しましょう。
タイプ | 最適なプラン運用 |
定期的に帰国予定がある人 | ahamoメイン+現地SIM |
長期滞在で帰国予定がない人 | ahamo + 楽天モバイル |
デュアルSIMでスマホを使い分けたい人 | ahamo + eSIM(Airaloなど) |
月のデータ通信量が少なくコスパ重視の人 | ahamo+楽天モバイル2GB |
通信を分散して安定利用したい人 | ahamo+現地SIM+楽天モバイルの3段構え |
まとめ

工夫すればahamoでも快適に過ごせる!うまく組み合わせて乗り切ろう〜👍
ahamoは「海外旅行だけでなく、中長期滞在にも使えるか?」という疑問に対し、一定の工夫をすれば十分に活用可能なプランです。
ただし、連続15日以上の海外利用による通信制限(最大128kbps)は、長期滞在者にとっては大きな制約。そのため、一時帰国やサブ回線との併用といった対策が欠かせません。
補助的な選択肢として楽天モバイルを加えることで、2GBの海外通信枠や楽天Linkによる通話無料といったメリットを活かしつつ、日本の番号を維持する方法も可能になります。
結論:ahamoを軸に、自分の滞在スタイルに合った通信戦略を設計することが、長期海外生活をスマートに乗り切るコツです。
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