海外旅行を計画中の方にとって、現地でスマホが使えるかどうかはとても重要なポイントです。旅先での連絡手段や地図アプリの利用、SNSへの投稿など、スマートフォンは今や海外でも欠かせないアイテムのひとつです。
特に楽天モバイルを利用している方からは「海外でもそのまま使えるの?」「どの国が対応しているの?」「料金は高くならない?」といった疑問や不安の声が多く寄せられます。
この記事では、楽天モバイルの海外ローミングに対応している国と地域をエリア別にわかりやすく紹介するとともに、初めての海外旅行でも安心して使えるように設定方法や注意点、活用のコツまで丁寧に解説していきます。
楽天モバイルは海外で使える?
楽天モバイルは、国際ローミングに対応しており、対象の国・地域でスマートフォンをそのまま利用することが可能です。手続き不要で、日本にいるときと同じようにスマホを使えるのは大きな魅力です。
以下のような機能が国によってはそのまま利用できます:
- データ通信(メール、SNS、地図アプリなど)
- 音声通話(発信・着信)
- SMS(ショートメッセージ)
ただし、利用可能なサービス内容や料金、通信速度の制限は国・地域ごとに異なるため、事前に確認しておくことが重要です。また、サービスを利用する際には、端末の設定や契約内容によっては通信できない場合もあるため、渡航前のチェックは欠かせません。
楽天モバイルの海外対応国一覧(エリア別)
以下は、楽天モバイルが国際ローミングに対応している国や地域をエリア別に分類した一覧です(2025年6月時点の情報に基づいています)。旅行先が対象かどうかの確認にご活用ください。

🗺️ボクが見やすくまとめておいたよ!📝 行きたい国が入ってるか、しっかり確認してね〜✨
北米(グアム、サイパン、ハワイ含む)
アメリカ(本土) | グアム |
アラスカ | サイパン |
カナダ | ハワイ |
アジア
インド | インドネシア | 韓国 |
カンボジア | シンガポール | スリランカ |
タイ | 台湾 | 中国 |
パキスタン | フィリピン | ベトナム |
香港 | マカオ | マレーシア |
ミャンマー | – | – |
ヨーロッパ
アイスランド | アイルランド | アゼルバイジャン |
アンドラ | イギリス | イタリア |
ウクライナ | ウズベキスタン | エストニア |
オーストリア | オランダ | キプロス |
ギリシャ | クロアチア | ジブラルタル |
ジャージー | スイス | スウェーデン |
スペイン | スロバキア | スロベニア |
セルビア | チェコ共和国 | デンマーク |
ドイツ | トルコ | ノルウェー |
ハンガリー | フィンランド | フランス |
ブルガリア | ベルギー | ボスニア・ヘルツェゴヴィナ |
ポーランド | ポルトガル | マルタ |
モンテネグロ | ラトビア | リトアニア |
リヒテンシュタイン | ルーマニア | ルクセンブルク |
ロシア | – | – |
オセアニア
オーストラリア | ニュージーランド |
中東
アラブ首長国連邦 | イスラエル | オマーン |
カタール | クウェート | サウジアラビア |
ヨルダン | – | – |
中南米
グアテマラ | グアドループ | ブラジル |
フランス領ギアナ | ペルー | マルティニーク |
メキシコ | – | – |
アフリカ
アルジェリア | エジプト | ガーナ |
タンザニア | チュニジア | 南アフリカ |
モザンビーク | モロッコ | レユニオン |
海外で楽天モバイルを使うときの注意点
海外ローミングは非常に便利な機能ですが、快適に使うためには事前にいくつかの注意点を押さえておく必要があります。
1. データ通信の上限と速度制限
楽天モバイルでは、一部の海外エリアで月間2GBまで高速通信が可能とされています。それを超えると、最大128kbps程度に通信速度が落ちることがあります。動画の視聴や地図アプリの連続使用には注意が必要です。旅行先ではなるべくWi-Fiを活用し、通信容量を節約しましょう。
2. 対応端末の確認
国際ローミングを利用するためには、使用している端末が楽天モバイルの海外対応バンドに対応している必要があります。SIMフリー端末であることが前提で、公式サイトで対応機種を事前に確認しておくのがおすすめです。
3. 対応していない国・地域があることに注意
楽天モバイルは多くの国と地域で海外ローミングに対応していますが、一部の国や地域ではサービスが利用できない場合があります。以下は、2025年6月時点で非対応とされている代表的な国・地域の一部です:
- モンゴル
- ネパール
- フィジー
- バヌアツ
- モルディブ
- キューバ
- シリア
- 北朝鮮
これらの国では楽天モバイルのローミングが利用できない、または非常に限定的となっています。渡航前に必ず、楽天モバイルの公式サイトで最新の対応状況を確認しておくようにしましょう。 楽天モバイルは多くの国と地域で海外ローミングに対応していますが、一部の国や地域ではサービスが利用できない場合があります。渡航前に必ず、楽天モバイルの公式サイトで対応国を確認しておくようにしましょう。
4. Rakuten Link以外の通話は課金対象に
通話に関しては、使用するアプリによって料金が大きく異なるため注意が必要です。「Rakuten Link」アプリを利用すれば、国内と同様に通話料無料での発着信が可能です。
一方、スマートフォンに標準搭載されている電話アプリなどを使って通話を行った場合は、国際通話料金が発生します。これは現地でWi-Fiに接続している場合でも同様で、Rakuten Linkを使わなければ通話料金が請求される可能性があります。
海外で通話をする際は、必ずRakuten Linkを通して発着信を行うようにしましょう。

☎️通話アプリを間違えると料金がかかるかも!?😨 Rakuten Linkを使うのを忘れないでね〜💡
出発前にやっておきたい設定チェックリスト
海外ローミングを利用するにあたり、出発前に最低限確認しておきたい設定をリストアップしました。
- スマートフォンの**「モバイル通信」設定でデータローミングをON**にする
- 楽天モバイルアプリでローミング利用の事前確認
- 渡航先が楽天モバイルの対応国・地域であるかを公式ページで再確認
- 通話やSMSが必要な場合は国際通話の設定もあわせて確認
- モバイルバッテリーなど、通信以外の準備も忘れずに
まとめ
楽天モバイルは、主要な旅行先やビジネス出張先でも使えるエリアが年々拡大しており、初心者でも手軽に国際ローミングを活用できる通信サービスとなっています。
渡航前にしっかりと対応国を確認し、端末の設定を整えておくことで、現地でも不安なくスマホを利用できます。
海外旅行でのスマホ利用は、トラブル防止や安心のためにも非常に重要なポイント。楽天モバイルなら、特別な手続き不要でそのまま使えるので、eSIMやWi-Fiルーターと比較しながら、自分に合った方法を選びましょう。

海外で使える国がわかったら、次はどうやって使うかが気になるよね?
ぼくがわかりやすくまとめた記事があるから、よかったらチェックしてみてね
👉 楽天モバイルは海外で使える?エリア・料金・注意点を解説!
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