海外旅行や出張で「UQモバイルのスマホは海外でもそのまま使える?」「追加料金はいくらかかる?」と気になっていませんか?
UQモバイルは、対応する国・地域であれば、普段のスマホや電話番号をそのまま海外でも利用できます。
海外でインターネットを使う場合は、主に「au海外放題」というサービスを利用します。ただし、国内の月額料金だけで海外データ通信が無料になるわけではありません。
2026年10月現在、au海外放題の料金は事前予約ありで800円または1,000円/24時間、予約なしで1,200円/24時間です。
この記事では、UQモバイルの海外利用料金、設定方法、注意点を初心者向けに解説します。
今のUQモバイルだけで十分なのか、海外eSIMやWi-Fiなどを追加した方がよいのかも確認していきましょう。
※この記事は2026年10月27日時点の公式情報に基づいています。2027年2月1日に予定されているサービス変更は、現在の条件と分けて紹介します。
UQモバイルは海外でもそのまま使える
UQモバイルは海外ローミングに対応しており、渡航先でも日本で使っているスマホや電話番号をそのまま利用できます。
海外ローミングとは、渡航先の通信会社のネットワークを利用して、インターネットや電話などを使う仕組みです。
ただし、対応する国・地域や利用できるサービスは、スマホの機種によって異なります。
海外では「au海外放題」を利用できる
UQモバイルで海外データ通信を利用する場合、基本となるサービスは「au海外放題」です。
主な特徴は次のとおりです。
- 普段のスマホやSIMをそのまま使える
- 海外でのデータ通信は使い放題
- 国内プランの月間データ容量を消費しない
- 24時間単位の料金で利用できる
- 大量のデータ通信をした場合は速度制限の可能性がある
例えば、海外でGoogleマップを使ったり、旅行先の情報を調べたり、LINEで連絡したりできます。
また、スマホの通信をパソコンなどと共有する「テザリング」にも対応しています。
ただし、UQモバイルには、auの一部料金プランに付いている海外データ通信の無料特典はありません。
auとUQモバイルは同じ「au海外放題」を利用できますが、料金プランの特典まで同じではない点に注意しましょう。

UQモバイルも海外で使えるよ!ただし、auの一部プランにある海外無料特典は対象外だから、料金を確認しておこう📱
au契約者向けの無料特典などについては、auの海外利用ガイドで詳しく解説しています。
使える国・地域とスマホの対応状況を確認する
UQモバイルは、アメリカ・ハワイ・韓国・台湾・タイ・ヨーロッパの各国など、多くの渡航先で海外ローミングを利用できます。
ただし、海外ローミングに対応している国でも、すべてのスマホが同じように使えるとは限りません。
出発前に、次の2点を確認しておきましょう。
- 渡航先がau海外放題の対象エリアか
- 使用するスマホが渡航先の通信サービスに対応しているか
対応状況は、au公式サイトの渡航先でのサービス提供内容と料金を調べるから確認できます。
渡航先と機種を選ぶと、データ通信や電話の対応状況、料金を調べられます。
UQモバイルの海外利用料金はいくら?
UQモバイルでau海外放題を利用すると、国内の月額料金とは別に海外データ通信料金が発生します。
料金は、渡航先と事前予約の有無によって異なります。
au海外放題は予約の有無で料金が変わる
2026年10月現在の料金は次のとおりです。
| 利用方法 | 料金 | 対象 |
|---|---|---|
| 事前予約あり | 800円/24時間 | 韓国・アメリカ・ハワイ・台湾など対象の国・地域 |
| 事前予約あり | 1,000円/24時間 | サービス対象の国・地域 |
| 事前予約なし | 1,200円/24時間 | サービス対象の国・地域 |
※料金には消費税相当額が加算されません。
事前予約をする場合は1〜30日間、予約なしの場合は1〜8日間の利用期間を選択できます。予約なしで8日間を超えて利用する場合は、コース終了後に再度利用開始の操作を行います。
例えば、韓国への旅行で800円の予約割を利用できれば、事前予約なしの1,200円より24時間あたり400円安く利用できます。
ただし、複数の国・地域を周遊する場合は、予約割の料金が変わることがあります。
また、料金は現地の日付ごとではなく、利用開始時刻から24時間単位で計算されます。
最新の対象国・地域と料金は、au海外放題の公式ページで確認してください。
2027年2月1日から料金・利用方法が変更予定
KDDIは、2027年2月1日からau海外放題をリニューアルすると発表しています。
変更後は、渡航先にかかわらず980円/24時間に統一され、事前予約は廃止される予定です。
UQモバイルの利用者は、変更後も海外到着後に利用開始操作が必要です。
2027年2月以降に旅行する場合は、現在の予約割ではなく、変更後の料金・利用方法を確認してください。KDDIの公式発表(2026年10月15日)
旅行日数ごとの料金目安
au海外放題を連続して利用した場合の料金を比較してみましょう。
| 利用期間 | 800円/24時間 | 1,000円/24時間 | 1,200円/24時間 |
|---|---|---|---|
| 3日間 | 2,400円 | 3,000円 | 3,600円 |
| 5日間 | 4,000円 | 5,000円 | 6,000円 |
| 7日間 | 5,600円 | 7,000円 | 8,400円 |
※2026年10月現在の料金。各料金が適用される国・地域で、表の日数分を連続利用した場合の計算例です。
例えば、韓国で5日間利用するなら、事前予約ありで4,000円が目安になります。
一方、1週間以上の旅行では、利用日数に応じて料金が増えます。
短期旅行なら設定の手軽さが魅力ですが、長期滞在では海外eSIMなどと料金を比較する価値があります。
海外ダブル定額との違い
UQモバイルでは、au海外放題のほかに「海外ダブル定額」も利用できます。
| 比較項目 | au海外放題 | 海外ダブル定額 |
|---|---|---|
| 料金 | 800〜1,200円/24時間 | 最大2,980円/日 |
| データ通信 | 使い放題 | 利用量に応じて上限料金まで課金 |
| 時間の数え方 | 利用開始から24時間単位 | 日本時間の0:00〜23:59 |
| 大量通信時の制限 | あり | au海外放題と異なる条件 |
| UQモバイルでの適用 | 原則こちら | 別途オプション申込みが必要 |
海外ダブル定額は、約24.4MBまで最大1,980円/日、それを超えて利用しても最大2,980円/日です。
UQモバイルで海外ダブル定額を利用したい場合は、無料の「au海外放題拒否オプション」への申込みが必要です。
一般的な海外旅行でインターネットを利用するなら、料金を抑えやすいau海外放題から検討するとよいでしょう。
UQモバイルを海外で使うための準備と設定方法
UQモバイルでau海外放題を使う場合は、出発前に準備しておくと現地での操作が少なくなります。
2026年10月現在、事前予約する方法と、渡航先で利用開始する方法があります。
出発前にau海外放題を予約する方法
事前予約する場合は、次の手順で進めます。
- 「au海外放題」アプリをダウンロードする
- アプリを起動し、au IDで初期設定を済ませる
- 渡航先の国・地域を選択する
- 利用開始日時と利用日数を設定する
- 料金や予約内容を確認して予約する
- 出発前にスマホのデータローミングをONにする
UQモバイルの利用者は、au契約者向けの「データチャージ」加入手続きは不要です。
なお、アプリの初期設定や予約時には、Wi-FiやVPNをOFFにするよう公式サイトで案内されています。
VPNとは、インターネット通信を保護するためなどに使われる仕組みです。
また、事前予約の利用開始時刻は日本時間ではなく、渡航先の現地時刻で指定します。
予約した内容は、原則として利用開始1時間前まで変更・キャンセルできます。
事前予約している場合は、渡航先で設定が整っていれば、予約した利用開始時刻に合わせて自動でデータ通信を利用できます。
事前予約をしない場合
予約していない場合は、海外到着後にau海外放題アプリ、または案内SMSのURLから利用開始操作を行います。
その場合の料金は1,200円/24時間です。
操作方法は、au海外放題の公式利用ガイドでも確認できます。

予約するなら、利用開始時刻は渡航先の現地時間で入力しよう!日本時間と間違えないようにね⏰
現地でデータローミングをONにする方法
au海外放題でデータ通信をするには、スマホの「データローミング」をONにします。
データローミングとは、海外の提携通信会社の回線でインターネットを利用するための設定です。
iPhoneの場合
- 「設定」を開く
- 「モバイル通信」を選択する
- 「通信のオプション」を開く
- 「データローミング」をONにする
Androidの場合
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」を選択する
- 「モバイルネットワーク」などを開く
- 「ローミング」をONにする
※設定画面の名称は、機種やOSによって異なります。
日本国内でデータローミングをONにする設定操作だけで、海外データ通信料金が発生することはありません。
海外に到着したら、機内モードをOFFにして通信できるか確認しましょう。
事前予約をしていない場合は、忘れずに利用開始の操作も行ってください。
海外でモバイルデータ通信を使わない場合の設定
ホテルや空港のWi-Fiだけを利用する場合など、UQモバイルの海外データ通信を使わないときは、データローミングをOFFにしておきましょう。
データローミングをOFFにすれば、UQモバイルの海外モバイルデータ通信を利用しない設定にできます。
ただし、データローミングをOFFにしても、音声通話やSMSまで使えなくなるわけではありません。
電話を発信・着信した場合やSMSを送信した場合は、別途料金が発生することがあります。
通信を完全に停止したい場合は、機内モードなどの設定も確認してください。
UQモバイルを海外で使うときの注意点
UQモバイルは海外でも便利に使えますが、国内とすべて同じ条件になるわけではありません。
特に、電話料金・通信速度・国内プランの割引条件は出発前に確認しておきましょう。
海外での電話・SMSは別料金になる
au海外放題の定額料金に含まれるのは、インターネットなどのデータ通信です。
海外での音声通話やSMS送信は別料金になります。
海外では、電話をかける場合だけでなく、かかってきた電話に出る場合も通話料金が発生します。
また、SMSは海外からの送信が原則100円/通(全角70文字以内)で、受信は無料です。
音声通話の料金は渡航先によって異なるため、電話を使う予定がある方は事前に確認しておきましょう。
通話料金やSMSの詳細は、au公式の渡航先別料金検索で確認できます。
大量のデータ通信では速度制限の可能性がある
au海外放題はデータ容量を気にせず利用できるサービスですが、通信速度が常に無制限という意味ではありません。
大量のデータ通信を行った場合、速度制限がかかることがあります。
KDDIの案内では、24時間のデータ利用量が10GBを超えた場合、最大5Mbpsに制限される条件が示されています。
地図アプリやWeb検索、メッセージの送受信が中心なら十分な場合もありますが、大容量の動画ダウンロードや複数端末での利用には注意が必要です。
なお、速度制限は一定時間の経過によって解除される仕組みで、国内向けのデータチャージを購入しても解除できません。
一部料金プランでは国内の割引判定に影響する
au海外放題で利用したデータ通信量は、UQモバイルの国内プランの月間基本データ容量を消費しません。
ただし、トクトクプラン2・トクトクプランでは、月額料金の割引判定に海外利用分が含まれます。
例えば、トクトクプラン2には月間データ利用量が5GB以下の場合の割引があります。
国内であまりデータ通信を使っていなくても、海外での利用量を合算した結果、5GBを超えると、その割引を受けられなくなる可能性があります。
また、旧トクトクプランでは1GB以下利用時の割引判定に影響します。
つまり、海外利用分が国内のデータ残量から差し引かれなくても、国内の月額料金が変わる場合があるということです。
対象プランを利用している場合は、旅行中のデータ利用量と割引条件を確認しておきましょう。

海外で使ったデータは国内の基本データ容量を減らさないけど、プランによっては料金の割引判定に影響するよ!
海外でつながらないときに確認すること
海外に到着してもインターネットが使えない場合は、次の順番で確認してみましょう。
- 渡航先とスマホが海外ローミングに対応しているか確認する
- 機内モードがOFF、データローミングがONになっているか確認する
- au海外放題の予約時間や利用開始状況を確認する
- スマホを再起動する
それでもつながらない場合は、接続先の通信事業者を変更すると改善することがあります。
また、VPNやiCloudプライベートリレーの設定が影響する場合もあります。
最初から複雑な設定を変更するのではなく、基本的な通信設定と利用開始状況から確認しましょう。
詳しい対処方法は、au公式の海外でデータ通信がつかえない場合の対処方法を参考にしてください。
UQモバイルだけで十分?海外eSIMやWi-Fiとの選び方
海外旅行でスマホを使うために、必ず別の通信サービスを契約する必要があるわけではありません。
UQモバイルのau海外放題だけで十分な場合もあれば、海外eSIMやレンタルWi-Fiを利用した方が費用や使い勝手の面で合う場合もあります。
判断する際は、旅行日数・通信量・人数・端末数を確認しましょう。
UQモバイルの海外ローミングが向いている人
次のような場合は、au海外放題が有力な選択肢になります。
- 旅行期間が短い
- スマホ1台を中心に利用する
- SIMの入れ替えやeSIMの追加設定を避けたい
- 日本の電話番号をそのまま利用したい
- 地図や検索、SNSなどを気兼ねなく利用したい
特に、短期の1人旅なら、海外データ通信のために新しいSIMを準備する手間を省けます。
例えば、韓国で3日間利用する場合、800円の予約割が適用されればデータ通信料金は2,400円です。
この料金と海外eSIMなどを比較し、設定の手軽さも含めて判断するとよいでしょう。
海外eSIMやレンタルWi-Fiを検討したい人
一方、次のような場合は別の通信手段も比較する価値があります。
| 利用状況 | 検討したい方法 |
|---|---|
| 長期間滞在する | 海外eSIM・現地SIM |
| 少量のデータ通信しか使わない | 少容量の海外eSIM |
| 家族や友人と通信を共有する | レンタルWi-Fi・テザリング |
| スマホ以外の端末も利用する | レンタルWi-Fi・テザリング |
| au海外放題の対象外地域へ行く | 渡航先に対応したeSIM・現地SIMなど |
海外eSIMは、対応するスマホにデータ通信用の回線を追加する方法です。
容量や利用期間を選べる商品も多いため、必要なデータ量が少ない場合や長期滞在では料金を抑えられることがあります。
ただし、端末の対応状況や初期設定の確認が必要です。
一方、レンタルWi-Fiは複数の端末で通信を共有しやすいものの、機器の持ち運びや充電、受け取り・返却などの手間があります。
海外ローミング・海外eSIM・現地SIM・海外Wi-Fiの違いを詳しく知りたい人は、海外スマホ通信3つの選択肢を比較した記事も参考にしてください。
また、国内の料金プランを見直すことも選択肢のひとつです。乗り換えを検討している人は、海外スマホプラン4社比較で各社の違いを確認できます。
また、同じKDDIグループのpovo2.0では、必要な国・地域とデータ容量に合わせて海外データトッピングを購入する方式を採用しています。
仕組みや料金の違いを知りたい方は、povoの海外利用ガイドも参考にしてください。
現在UQモバイルを利用しているなら、海外旅行だけを理由に回線を乗り換える必要があるとは限りません。
まずはUQモバイルの海外利用料金を計算し、それで十分かどうかを考えることが大切です。
まとめ|渡航先と料金を確認して海外利用を準備しよう
UQモバイルは、海外ローミングに対応した国・地域であれば、普段のスマホをそのまま利用できます。
海外データ通信では「au海外放題」を利用でき、国内プランの月間基本データ容量を消費せずに通信できます。
ただし、国内の月額料金とは別に海外利用料金が発生します。
2026年10月現在は、事前予約ありで800円または1,000円/24時間、予約なしで1,200円/24時間です。
出発前には、次の点を確認しておきましょう。
- 渡航先とスマホが海外ローミングに対応しているか
- au海外放題の料金と利用日数
- 事前予約・利用開始の方法
- データローミングの設定
- 電話・SMSの料金と国内プランの割引条件
短期旅行でスマホ中心の利用なら、UQモバイルだけで十分なケースがあります。
一方、長期滞在や複数人・複数端末での利用では、海外eSIMやレンタルWi-Fiなども比較してみましょう。
自分の旅行日数と使い方に合った通信手段を選ぶことが、無駄な料金や準備の手間を減らすポイントです。
※2027年2月1日からau海外放題は一律980円/24時間へ変更される予定です。それ以降に渡航する場合は、出発前に最新の公式情報を確認してください。







コメント