「ワイモバイルは海外でもそのまま使えるの?」「海外で使うと追加料金はいくらかかる?」
海外旅行を控えていると、普段のスマホが現地で使えるのか気になりますよね。
結論からいうと、ワイモバイルは海外でも利用できます。さらに、2026年11月18日からは、対象プランで海外データ通信を月2GBまで追加料金なしで使えるようになる予定です。
ただし、すべての料金プランが対象になるわけではありません。契約プランや渡航時期によって、利用できるサービスが異なります。
この記事では、ワイモバイルの海外利用について、料金・対応国・設定方法・注意点を初心者向けに解説します。
また、月2GBで旅行中の通信が足りるのか、海外eSIMやWi-Fiを追加した方がよいのかも一緒に確認していきましょう。
※この記事は2026年10月27日時点の公式発表に基づいています。11月18日からの新制度は、現時点では提供開始前です。
ワイモバイルは海外でも使える!11月18日から月2GBまで追加料金なし
ワイモバイルでは「海外ローミング」という仕組みを使って、海外でもスマホでインターネットを利用できます。
海外ローミングとは、日本で契約している通信会社のSIMを使い、渡航先の提携通信会社のネットワークに接続するサービスです。
現地SIMへ交換しなくても、対応する国・地域でスマホを使えます。
ただし、2026年11月18日を境に、主要プランの海外データ通信の仕組みが変わります。
| 契約プラン・利用時期 | 海外データ通信の扱い |
|---|---|
| シンプル・シンプル2・シンプル3(11月17日まで) | 海外あんしん定額などの対象サービスを、条件付きで月最大6,860円分まで追加料金なしで利用可能 |
| シンプル・シンプル2・シンプル3(11月18日以降) | 対象国・地域で月2GBまで追加料金なし |
| スマホプラン・スマホベーシックプランなどの旧料金プラン | 月2GB制度の対象外。利用できる海外定額サービスを個別に確認 |
まずは、My Y!mobileなどで現在の契約プランを確認しましょう。

11月17日までと18日からでは、海外での使い方が変わるよ!旅行の日付と契約プランを確認してね📅
月2GBの対象はシンプル・シンプル2・シンプル3
11月18日から始まる月2GB制度の対象は、次の料金プランです。
- シンプル S/M/L
- シンプル2 S/M/L
- シンプル3 S/M/L
いずれも、S・M・Lによる海外データ通信量の違いはなく、月2GBまで追加料金なしで利用できます。
この2GBは、国内の料金プランに含まれるデータ容量とは別に設けられた海外利用枠です。
たとえば、国内で大容量のプランを契約していても、海外で追加料金なしで高速通信できる容量は月2GBとなります。
また、対象プランを契約していれば無条件で利用できるわけではありません。海外利用に必要な「世界対応ケータイ」への加入や、渡航先が対象地域であることなども確認する必要があります。
11月17日までは海外あんしん定額などの現行制度が適用される
2026年11月17日までは、現在の海外データ通信サービスが適用されます。
対象のシンプル系プランでは、次のサービスを所定の上限まで追加料金なしで利用できます。
- 海外あんしん定額(定額国L): 24時間980円のプランを月最大7日分(6,860円分)
- 海外パケットし放題: 1日最大2,980円のサービスを月最大2日分(5,960円分)
※いずれも国・地域、対象サービス、申込条件などの確認が必要です。
海外あんしん定額は、利用する日数に応じたプランを申し込む仕組みです。月2GB制度とは利用方法が異なります。
11月17日までに渡航する場合は、新しい月2GB制度を前提に準備しないよう注意してください。
また、11月18日以降、対象のシンプル系プランでは、従来の「海外あんしん定額(定額国L)」と「海外パケットし放題」を利用できなくなる予定です。
旧料金プランは従来の海外ローミングサービスを利用する
スマホプランやスマホベーシックプランなど、以前の料金プランを契約している場合は、11月18日以降も月2GB制度の対象外です。
ただし、海外でスマホが使えなくなるという意味ではありません。
旧プランでも、対象条件を満たせば「海外あんしん定額」などの海外ローミングサービスを利用できます。
料金は契約プランや渡航先、利用するサービスによって異なるため、事前に確認しましょう。
海外月2GBの料金・対応国・速度制限を解説
11月18日からの新制度では、対象国・地域で月2GBまで高速データ通信を追加料金なしで利用できます。
ただし、月2GBを使い切った場合には速度制限があり、高速通信を続けたい場合はデータ容量の追加購入が必要です。
| 項目 | 11月18日以降の新制度 |
|---|---|
| 海外データ通信量 | 月2GB |
| 2GBまでの追加料金 | なし |
| 対象国・地域 | 海外200以上の国・地域 |
| 2GB超過後 | 最大128kbpsに速度制限 |
| 高速データの追加 | 1GBあたり1,000円 |
| データ容量の計算期間 | 日本時間の暦月 |
| 必要なオプション | 世界対応ケータイ |
※追加データ料金は非課税です。海外通話・SMSの料金は含みません。
海外200以上の国・地域に対応!渡航先が対象か確認しよう
新しい月2GB制度は、海外200以上の国・地域に対応します。
対象となるのは、「海外あんしん定額」の定額国Lに含まれる国・地域です。
たとえば、次のような旅行先が含まれます。
- 韓国・台湾・タイ
- アメリカ本土・ハワイ・グアム
- オーストラリア・カナダ
- フランス・ドイツ・イタリア
ただし、同じ国・地域でも利用する端末や現地の通信環境によって、実際につながるかどうかは異なります。
渡航前には、ワイモバイル公式サイトで対象地域と対応する通信事業者を確認しておきましょう。
月2GBを超えると最大128kbpsに速度制限される
海外でのデータ使用量が月2GBを超えると、通信速度が送受信時最大128kbpsに制限されます。
128kbpsはかなり低速です。
文字中心のメッセージを送れる場合はありますが、地図の読み込みや画像表示、動画視聴などは難しくなる可能性があります。
重要なのは、月2GBを超えたからといって、自動的に1GB分の追加料金が発生する仕組みではないことです。
月2GBを使い切ると速度制限がかかり、高速通信が必要な場合は追加データ容量を購入します。
なお、月2GBは日本時間の暦月で管理されます。
月末から翌月にまたがる旅行では、データ容量の計算月が切り替わることも覚えておきましょう。

2GBを使い切っても、自動で追加料金がかかるわけじゃないよ!高速通信を続けたいときは、データを追加購入してね📶
データ容量は1GBあたり1,000円で追加できる
月2GBを使い切った場合でも、1GBあたり1,000円で追加の高速データ容量を購入できます。
例えば、追加で2GB必要になれば、料金は2,000円です。
ただし、何度も追加購入する予定なら、海外eSIMやWi-Fiなどを利用した方が通信量を確保しやすい場合もあります。
旅行の残り日数と必要な通信量を考えたうえで、追加購入するかどうか判断しましょう。
※追加購入の具体的な操作方法や提供画面については、サービス開始後の公式案内を確認してください。
ワイモバイルを海外で使うための申込み・設定方法
ワイモバイルで海外データ通信を利用するには、渡航前の確認とスマホ本体の設定が必要です。
11月18日以降、対象のシンプル系プランでは月2GBの利用に専用の事前申込みは不要ですが、「世界対応ケータイ」への加入は必要です。
現地に到着してから慌てないよう、日本にいる間に確認しておきましょう。
渡航前に「世界対応ケータイ」の加入状況を確認する
「世界対応ケータイ」は、ワイモバイルの回線を海外で利用するためのオプションサービスです。
月額料金は無料ですが、契約状況によっては加入手続きが必要になります。
確認手順は次のとおりです。
- My Y!mobileにログインする
- 「ご契約内容を見る」を開く
- 「世界対応ケータイ」に加入しているか確認する
- 未加入の場合は、申込みができるか確認する
なお、SIMのみで新規契約した場合は、一定期間、海外データ通信を利用できない制限があります。詳しくは後ほど説明します。
iPhone・Androidでデータローミングをオンにする
現地でインターネットを利用するには、スマホの「データローミング」をオンにします。
データローミングとは、海外の提携通信会社のネットワークを使ってインターネットに接続するための設定です。
iPhoneの場合
- 「設定」を開く
- 「モバイル通信」を選択する
- 「通信のオプション」または利用する回線を選択する
- 「データローミング」をオンにする
Androidの場合
- 「設定」を開く
- 「ネットワークとインターネット」または「接続」を選択する
- 「SIM」または「モバイルネットワーク」を選択する
- 「データローミング」をオンにする
※機種やOSのバージョンによって表示名・操作手順が異なります。
デュアルSIMを利用している場合は、海外データ通信に使いたい回線がワイモバイルになっているか確認してください。
なお、データローミングをオンにすると、スマホが海外の通信ネットワークへ接続する場合があります。対象国・地域や利用条件を確認したうえで設定しましょう。
海外でつながらないときに確認したいこと
海外に到着しても通信できない場合は、次の順番で確認してみましょう。
- 機内モードがオフになっているか
- モバイルデータ通信がオンになっているか
- データローミングがオンになっているか
- 世界対応ケータイへ加入しているか
- 渡航先がサービス対象国・地域か
- 月2GBを使い切り、速度制限されていないか
設定に問題がなければ、機内モードのオン・オフを切り替えたり、スマホを再起動したりすると改善する場合があります。
それでもつながらない場合は、接続先の通信事業者や端末の対応状況を確認しましょう。
ワイモバイルを海外で利用するときの注意点
月2GBまで追加料金なしで利用できても、海外での通信がすべて無料になるわけではありません。
特に注意したいのは、電話・SMSの料金と、新規契約後の利用制限です。
海外での電話・SMSは月2GBの対象外
海外での音声通話とSMSは、月2GBの追加料金なしサービスに含まれません。
ワイモバイルの電話番号を使って発信する場合は、渡航先に応じた通話料金がかかります。
また、海外では電話を受ける側にも着信料金が発生することがあります。
SMSは、海外での受信が無料、送信は1通100円です。
| 利用内容 | 料金の考え方 |
|---|---|
| インターネット・LINEのメッセージなど | 海外データ通信量を使用 |
| LINEなどのアプリ通話 | データ通信量を使用 |
| 通常の電話の発信 | 海外通話料金が発生 |
| 通常の電話の着信 | 海外着信料金が発生する場合がある |
| SMS送信 | 1通100円 |
| SMS受信 | 無料 |
アプリを使った通話と、スマホの電話番号による通常の音声通話は、料金の仕組みが異なります。
電話を利用する可能性がある場合は、渡航前に国・地域ごとの通話料金を確認しておきましょう。

月2GBの対象はデータ通信だけだよ!いつもの電話番号での通話やSMSの送信には、別料金がかかるから注意してね📞
SIMのみで新規契約した場合は最初の4か月間に制限がある
ワイモバイルをSIMカードまたはeSIMのみで新規契約した場合、契約月から4か月間は海外データ通信を利用できません。
原則として、利用できるのは契約月を1か月目とした5か月目以降です。
例えば、10月にSIMのみで新規契約した場合、海外データ通信を利用できるのは翌年2月以降となります。
ただし、MNP(他社から電話番号を引き継ぐ乗り換え)や番号移行などでは条件が異なります。
最近ワイモバイルへ契約したばかりの人は、海外で利用できる状態か、My Y!mobileなどで事前に確認しておきましょう。
対象外の国・地域では通信料金を事前に確認する
新制度の月2GBは、すべての国・地域で適用されるわけではありません。
対象外の地域で通信した場合、料金体系が異なったり、そもそもサービスを利用できなかったりする可能性があります。
また、渡航先が対象地域でも、現地の通信事業者や端末によって通信できない場合があります。
乗り継ぎ先の国やクルーズ船・航空機内で通信する場合も、通常の海外データ通信と同じ条件だと思い込まないよう注意してください。
海外へ出発する前に、実際に訪れる国・地域の利用条件を確認することが大切です。
海外旅行で月2GBは足りる?通信手段の選び方
ワイモバイルの月2GBだけで十分かどうかは、旅行日数やスマホの使い方によって変わります。
例えば、短期間の旅行でLINEや地図、Web検索を中心に使うなら、月2GBで足りる場合があります。
一方、動画視聴や写真のアップロードが多い旅行では、2GBを使い切る可能性が高くなります。
自分の使い方に合わせて判断しましょう。

地図やLINEが中心なら、月2GBで足りることもあるよ!動画をよく見るなら、海外eSIMやWi-Fiも比べてみよう🌏
地図・検索・LINE中心なら月2GBで足りる場合がある
海外でスマホを使う主な目的が次のようなものなら、月2GBで済む可能性があります。
- LINEで家族や友人に連絡する
- 地図アプリで観光地やお店を探す
- Web検索で営業時間や交通手段を調べる
- メールを確認する
ただし、同じ使い方でも利用時間や画像・動画の読み込み量で通信量は変わります。
また、地図アプリも、地図のダウンロードや経路検索を頻繁に行うと通信量が増える場合があります。
普段から動画やSNSをよく利用する人は、国内でのデータ使用量を参考にすると、海外でも必要な容量を考えやすくなります。
動画視聴や長期滞在なら海外eSIM・Wi-Fiも検討する
月2GBでは不足しそうな場合は、海外eSIMやレンタルWi-Fiを追加する方法があります。
海外eSIMは、対応するスマホに海外用の通信プランを追加して利用する仕組みです。SIMカードを差し替えずに使える商品もあります。
一方、レンタルWi-Fiは専用のルーターを使う方法で、家族や友人など複数人で通信を共有したい場合にも向いています。
どちらがよいかは、旅行日数・必要なデータ容量・人数・端末数によって異なります。
| 旅行中の使い方 | 検討したい方法 |
|---|---|
| 短期間で地図やLINEが中心 | ワイモバイルの月2GBを利用 |
| 旅行中に2GBを少し超えそう | ワイモバイルの追加データ購入を検討 |
| 動画・SNS・写真のアップロードが多い | 海外eSIMなど追加のデータプランを比較 |
| 家族旅行や複数端末で使いたい | レンタルWi-Fiも比較 |
| 長期滞在で通信量が多い | 現地SIM・海外eSIM・Wi-Fiを比較 |
海外でスマホを使う方法には、それぞれメリットと注意点があります。
海外ローミング・現地SIM/eSIM・レンタルWi-Fiの違いについては、次の記事で詳しく比較しています。
海外利用が多いなら他社のスマホプランとの比較も選択肢
海外旅行や出張の機会が多い場合は、普段利用するスマホの料金プラン自体を見直す方法もあります。
日本のスマホ会社には、海外データ通信が基本料金に含まれるプランや、旅行のたびに海外用データを購入するプランなどがあります。
ただし、海外での使いやすさだけで乗り換えを決める必要はありません。
国内での月額料金、データ容量、通話の使い方なども含めて判断することが大切です。
ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの海外利用条件については、以下の記事で比較しています。
ワイモバイルの月2GBで足りるのであれば、海外旅行のためだけに無理に契約先を変える必要はありません。
まずは今の契約でできることを確認し、不足する場合に別の通信手段を検討するとよいでしょう。
まとめ|契約プランと海外で使うデータ量を確認して準備しよう
ワイモバイルは、対象国・地域で海外ローミングを利用できます。
特に、2026年11月18日からは、シンプル・シンプル2・シンプル3のS/M/Lで、海外データ通信が月2GBまで追加料金なしになる予定です。
ただし、利用する前に次の点を確認しておきましょう。
- 月2GB制度の対象プランを契約しているか
- 渡航先が対象国・地域に含まれているか
- 「世界対応ケータイ」へ加入しているか
- データローミングの設定ができているか
- 月2GBで旅行中のデータ通信量が足りるか
- 海外での通話・SMSには別料金がかかることを理解しているか
短期旅行でスマホをあまり使わない人なら、ワイモバイルだけで通信をまかなえる可能性があります。
一方、動画視聴や長期滞在などで通信量が増える場合は、海外eSIMやレンタルWi-Fiを比較すると、自分に合った方法を選びやすくなります。
まずは契約プランと渡航先、普段のデータ使用量を確認して、必要な通信手段を準備しておきましょう。




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